花粉と黄砂、塗装にダメージを与える天敵がもう1つ。それは鳥のフン。これが1番厄介かもしれません。

鳥のフンは酸性が強く、ボディーに付いてそのまま放置していると塗装に侵食してしまいます。侵食が進むとコーティングが剥がれたり、クリア塗装に穴が開いてしまったりと重傷を負います。そしてフンは粘着性が高いのでそのまま固まってしまうと、こすって落とそうとした時に一緒に塗装を剥がしてしまうのです。

固いフンは無理にこするのはNGです。固まってしまったフンは柔らかくする必要があるので、熱湯とタオルを使いましょう。
花粉の時と同じ方法です。取り除いてもすでにシミが出来てしまっている時はコーティングをするかクリア塗装をお勧めします。
こうならないためにもフンを見つけたら早めに手を打ちましょう。

気が付いたタイミングが早い、まだ柔らかいのであればすぐにティッシュやウエットティッシュで拭き取ってください。こするのではなくサッと拭き取る感じです。少しでも固まっていて落とすのに力を入れて擦らなければならないと思ったら、水でティッシュを濡らしフンに被せて5分ほど放置すると柔らかくなって拭き取りやすくなります。
柔らかくしてから拭き取らないと逆に傷を残す事になるので要注意です。
また、鳥フンには雑菌が多いので拭き取り作業をした後はしっかりと手洗いをしましょう。

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